ぜんぶで見ると、ぎゃくになる
グラフのわなを、見やぶれ
でい太
ポン太
でい太
ものしり仙人
🎯 このレッスンでわかること
- ✓ まとめて見ると、答えの向きが逆になることがあるとわかる
- ✓ なぜ逆になるのか、しくみを説明できる
- ✓ グラフを見たら「グループに分けたらどうなる?」と考えられるようになる
📖 くちばしの「長さ」と「厚さ」
ペンギンのくちばしには、長さ(先までの長さ)と厚さ(上下の厚み)という2つの測り方があります。 ふつうに考えれば、大きなくちばしは長くて厚いはず。だから右上がりになりそうですよね。
ところが、344ひきをぜんぶまとめてグラフにすると、なぜか右下がりになります。 「長いくちばしほど、うすい」——そんなはずはありません。いったい何が起きているのでしょう。
📝 ポイント
まず「ぜんぶ同じ色」で向きをたしかめよう。そのあとボタンで色分けすると、世界がひっくり返るよ。
📂 レッスン8のデータ(レッスン7とはちがうよ!)
今回使うのはくちばしの長さと厚さのセットだよ。レッスン7で学んだとおり、どちらかが空らんの子は外してある。ちゃんと「何ひきで計算したか」を意識しながら見てみよう。
📊 くちばしの長さ と 厚さ
ボタンで見え方を切りかえて、線の向きをくらべよう。
⚠️ データをよみこめなかったよ
インターネットにつながっているか確かめて、ページをもういちどひらいてみてね。なおらないときは、おうちの人か先生に教えてね。
点をタップすると、そのペンギンのくちばしの数がわかるよ。
✏️ やってみよう
2つの見かたを切りかえながら答えてみよう!
もんだい 1. 「ぜんぶ同じ色で見る」とき、くちばしが長い子ほど厚さはどうなっている?
もんだい 2. 「しゅるいで色分けして見る」とき、それぞれのしゅるいの中では、くちばしが長い子ほど厚さはどうなっている?
もんだい 3. どうして、まとめて見たときだけ向きが逆になるの?
もんだい 4(かんがえてみよう). ニュースやネットで「Aが多いほどBも多い」というグラフを見たとき、あなたはこれから何を確かめる?
💡 こたえのれい
まず「これ、グループに分けたらどうなる?」と考える。
まざっているものがないか。しゅるい、地いき、年れい、男女、年——分ける線はいろいろある。
レッスン5では「島の差」がじつは「しゅるいの差」だった。レッスン8では、まとめると向きまで逆になった。
つぎに「何びき(何人)で計算した数なの?」と確かめる。レッスン7で見たとおり、空らんのあつかい方でも数は変わるから。
グラフはうそをつかない。でも、どう分けて見せるかで、まったくちがう話になる。それを知っているのが、データ探検隊だ。
🎉
ペンギン研究所、ぜんぶクリア!
1行=1ぴきの読み方から、へいきん・ちらばり・ちらばりグラフ・グループ分け・空らんのあつかい、
そして最後はシンプソンのパラドックスまで。
きみはもう、グラフを見て「これ、分けたらどうなる?」と聞ける人だ。
📊 もっとやってみたい人へ
上のグラフだけでも答えられるよ。このわなを自分の手で再現してみたい人は、もとのデータを開いてみよう。
⬇️ このレッスンのデータをダウンロードわなを再現する手じゅん
- 342行ぜんぶで散布図を作る → 右下がりになる
- アデリーペンギンの行だけをえらんで、もう一度散布図を作る → 右上がりになる
- ヒゲ、ジェンツーでも同じことをして、3つとも右上がりになるのをたしかめる
📚 データのしゅってん
このレッスンのデータは palmerpenguins(Horst, Hill & Gorman, 2020/CC0)です。 もとの記録は、南極のパーマー基地で Kristen Gorman 博士たちが 2007〜2009年に1ぴきずつ集めたものです。