ほんとうの自由ってなに?
ルールがないのが自由なの?
でい太
???
でい太
ポン太
ホーホー先生
🎯 このレッスンでわかること
- ✓ 「ルールがない=自由」ではない理由がわかる
- ✓ ルールがみんなの自由を守っていることがわかる
- ✓ 話し合いに参加して意見を言うことが、自分の自由を手に入れる権利だとわかる
- ✓ 「やりたい」気持ちの中には、外から作られたものがあると見ぬけるようになる
もしもルールがぜんぶなくなったら
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
ポン太
でい太
ホーホー先生
💡 ここがポイント
「やりたい放題」の世界では、結局、だれかに支配される世界になってしまう。
ルールは自由を守る発明
でい太
ホーホー先生
ポン太
でい太
ホーホー先生
💡 ここがポイント
ルールは自由の反対じゃなくて、みんなの自由を守るための発明。でも「守らされてる」と感じるのはなぜだろう?
話し合いに参加することが、きみの自由の権利
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
ほれ、友だちとドッジボールをするとき、『小さい子は当てられてもセーフにしよう』ってみんなで決めたりするじゃろう? あれこそ立派な『自分たちでルールを決める』じゃ。だれか一人が決めてしまうのではなく、みんなで決めるから楽しく遊べるんじゃよ。」
ポン太
💡 ここがポイント
話し合いは「自分の得」を取り合う場所じゃなくて、「みんなが一番納得できる答え」をさがす場所。そこに参加して意見を言うことが、自分の自由を手に入れるための権利。
その「やりたい」は、ほんとうにきみのもの?
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
でい太
ホーホー先生
ポン太
💡 ここがポイント
見分け方は「あとでどう思うか」。あとで「やってよかった」なら本物のやりたいこと、「時間をむだにした」なら外から作られたやりたいこと。やり始めてしまうと冷静に選べないから、冷静なときの自分が先にルールを決めておく。自分ルールは、本当にやりたいことを守るための武器だよ。
自由な人ってどんな人?
でい太
ホーホー先生
① ルールのない自由は、結局だれの自由も守られない。
② みんなで話し合って決めたルールは、みんなの自由を守る。話し合いに参加して意見を言うことが、きみの自由を手に入れるための権利。
③ 『やりたい』の中には、つぎの2つがあるぞ。
- 本当に自分がやりたいもの
- 他の何かによって作られたもの
でい太
ホーホー先生
ポン太
💡 ほんとうの自由とは
ほんとうに自由な人は、なんでもできる人じゃない。
みんなで決めたルールの中で、ほんとうに自分のやりたいことをできる人。
🖊 やってみよう
Q1. ルールが1つもない世界で、いちばん「自由」になれるのはだれ?(3択)
Q2. クラスのルールに納得できないとき、「自由」につながる行動はどれ?(3択)
Q3. ホーホー先生の言う「ほんとうに自由な人」はどんな人?(3択)
Q4. きみの「自分ルール」を1つ作ってみよう。ほんとうにやりたいことを守るためのルールだよ。
💬 こたえのれい
(れい)「ゲームは宿題が終わってから1時間まで。そのぶん、週末は思いっきりスキーの練習をする」——ポイントは、がまんのためじゃなくて、自分がほんとうにやりたいこと(スキー)を守るためのルールにすることだよ。
保護者の方へ
このページでは、ルソー『社会契約論』(第1編第8章)における自由の3段階を、子ども向けの会話で紹介しました。
- 第1段階:自然的自由(欲望のままに行動する自由)
- 第2段階:社会的自由(みんなで決めたルールのもとで守られる自由、他人に支配されない)
- 第3段階:道徳的自由(自分で自分に課したルールに従う自由、何かに操られるのではなく自分で行動を選ぶ)
場面3の「みんなが一番納得できる答えをさがす」は、ルソーの「一般意志」(私利私欲の総和ではなく、全体にとっての最善を目指す意志)の考え方に基づいています。話し合いへの参加を通じてルールを「自分たちのもの」にすることが自由の条件である、という主張です。
場面4は、同じくルソーの「欲望に操られて生きるのは奴隷状態であり、自分で決めたルールに従うことが自由である」という道徳的自由の考え方を、わかりやすく置きかえたものです。 現代は高度に発達したマーケティング技術によって、本来自分には必要でないものまで欲しくなったり、見たくなったりさせられてしまいます。 そのため、本当に自分に必要なものは何なのか、たまに立ち止まって考えてみてほしいと思い盛り込みました。少し難しい内容ですが、大人に成長する過程で思い出してもらえればと思います。